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パソコンのIPアドレスなどTCP/IPのパラメータを簡単に変更する方法

対象:Windows10 確認:2018年11月

ネットワーク設定作業に使用するパソコンで、環境に合わせて頻繁にIPアドレス等のTCP/IPのパラメータの変更が必要な場合、

設定

ネットワークとインタネット

アダプターのオプションを変更する

イーサネット

インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)

と進み必要なパラメーターを入力とかなり手順が多く、これを簡略化した対処法。

netfishコマンドでパラメーターの設定が可能なので、これを記載したbatファイルを実行することで対応。

デスクトップに
dhcpにする場合の「dhcp.bat」
固定IP指定の場合の「ip.bat」
を準備。

dhcp.batの内容
netsh interface ipv4 set address “イーサネット” dhcp
※”イーサネット”はアダプターの名称によって変更

ip.batの内容
netsh interface ipv4 set address “イーサネット” static 192.168.11.1 255.255.255.0 192.168.11.254
netsh interface ipv4 set dns “イーサネット” static 192.168.11.254 primary
※static以降は接続するネットワークに合わせた値で
1行目:IPアドレス サブネットマスク デフォルトGW
2行目:プライマリーDNS

dhcpにしたい場合はdhcp.batを右クリック

管理者として実行

IP指定の場合はip.batを右クリック

編集と進みパラメーターを書換え保存

右クリック

管理者として実行


2つのVPNネットワークで共有されたファイルサーバーのルーティング設定

確認:2018年11月 対象:Windows

VPN環境を持った2つのネットワークにNIC2枚挿しでファイルサーバー を設置して共有した場合、一方のVPN拠点からファイルサーバーに アクセスできない事象が発生。その時の対応をメモ。

■ネットワーク1
センター
ネットワークアドレス:192.168.11.0/24
GWルーター:192.168.11.254
VPNルーター:192.168.11.253
※GWルーターに拠点向けのルーティング情報追加

拠点
ネットワークアドレス:192.168.12.0/24

■ネットワーク2
センター
ネットワークアドレス:192.168.21.0/24
GWルーター:192.168.21.254
VPNルーター:192.168.21.253
※GWルーターに拠点向けのルーティング情報追加

拠点
ネットワークアドレス:192.168.22.0/24

■ファイルサーバー
NIC1
IPアドレス:192.168.11.*
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトGW:192.168.11.254

NIC2
IPアドレス:192.168.21.*
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトGW:指定不可

■状況
以上の環境では、ネットワーク1のセンターと拠点、ネットワーク2のセンターのネットワークからファイルサーバーにアクセス可能であるが、ネットワーク2の拠点からはファイルサーバーにアクセス不可となる。

■原因
拠点へはGWルーターのルーティング情報を参照してVPNルーターを介して接続となる。ネットワーク2側の拠点192.168.22.0/24からのアクセスに対してはデフォルトGWがネットワーク1側のGWルーターに設定されているため、ネットワーク2側のルーティング情報を参照できず、ネットワーク1側へ探しに行ってしまう状況となり、接続ができない。

■対処法
ファイルサーバーにrouteコマンドでネットワーク2側のルーティング情報を設定

①コマンドプロンプトを起動

②以下のコマンドを実行
route -p add 192.168.22.0 mask 255.255.255.0 gateway 192.168.21.253

※192.168.22.0/24へのアクセスは192.168.21.253のgatewayへルーティング

補足
-pは再起動後も維持

設定状態を確認するには以下のコマンドを実行
route print

上記設定を解除するには以下のコマンドを実行
route delete 192.168.22.0